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講座製作者の声:「ものづくりはひとづくり」仕事と作業の違いとは
~ものづくり教育プログラム~

2019/04/25

 
クロスラーニングの講座制作者である株式会社ディベロップメント代表取締役の片貝竜也先生に、これまで制作していただいた製造・物流系の講座について、1講座ずつ製作時の思いや講座のご紹介していただきます。
 
本号では、製造系講座人気NO.1である、「ものづくり教育プログラム」についてご紹介していただきます。
 

 

「ものづくり」とは

「ものづくり」という言葉を様々なところで耳にします。近年ではテレビでも「ものづくり」をテーマにしたドラマもあり、高い視聴率を取ったことも記憶にまだ新しいものです。
 
この「ものづくり」ですが、非常に面白いものです。
 
想いを持って取り組むととても奥が深い仕事となり、想いを持っていなければただ単に作業になります。この仕事と作業の違いが大きいのです。

 

「ものづくりはひとづくり」

ものづくり教育プログラムの初級にもありますが、「ものづくりはひとづくり」であるのです。
 
オートメーション化が進み以前に比べて機械が様々なことを実施してくれます。
 
素材の加工から測定・分析まで機械がやってくれます。
 
そのような時代となった結果、ものづくりは設備産業への変化してきているということも出来るかも知れません。
 
「設備さえあればモノが作れる時代」、以前と比較するとそのような要素が強まっているのは確かです。
 
しかし、ここで重要なことが「誰が、どのような考えで、その装置を使うのか?」です。どんなに技術が発展し、機械が多くの作業をしてくれたとしても結果的にその設備を動かすのは人であり、その製品を使うのも人です。
 
どんなに精度の高い設備を用いてもその人の能力が不十分では良い製品を作ることは出来ません。
 
良い製品を作り出すためには設備等を扱う人の能力が重要であるのです。
 
実際の工場等で「こんな能力があったらいいな」という内容が『ものづくり教育プログラム』です。品質・生産性・納期・コスト・モラル・安全と6つの項目から成り立っています。
 
ものづくりで能力と聞くと匠の技のようなものをイメージする人もいるかも知れません。匠の技を目指すのはもちろん大切です。誰もが匠の技を持ち活躍することが出来れば日本の製造業は文句なしの世界No.1になることが出来ます。その匠の技は簡単に身に付くものではありません。
 
知識を吸収し、その知識を元に実践していくことで身に付くものです。誰もが最初は初心者です。初心者が匠になるためにまず必要なことは「知識」です。
 
自分には関係がないと思う内容があるかも知れません。その関係のないと思う内容の中にも活躍するために必要な情報があるのです。それを見つけ出すことが大切です。
 
製造業で現在働いている人、過去に働いたことがある人、これから初めて働く人、様々な人がいると思います。それぞれの方が自分に必要な知識を持っていただきたいと思っています。
 
現在働いているから自分には要らないということではありません。仕事を通じて学ぶことは多くあります。しかも生きる知識です。これはとても大切です。
 
しかし、一方で経験したことしか学ぶことが出来ないとも言えます。現在働いている人でも全く初めて触れる内容もあるはずです。
 
これらの内容を知識として持ち、職場で実践することで今以上に高いレベルで仕事をしていくことが可能になります。
 
製造業が初めての人であれば難しいと思う内容もあるかも知れません。ゆっくりでも良いので内容を理解していきましょう。
 
これらの知識を上手に活かせるようにしていくようにしてもらいたいと思っています。

 

粘り強く実施した内容は絶対に裏切らない。

「ものづくりとはひとづくり」この講座をご覧になる1人1人が知識を吸収し、職場で活用していくことが職場の活性化、ひいては日本の製造業の活性化に繋がります。
 
製造業の活性化が実現されることで今以上に製造業の魅力が向上していきます。魅力度が高い中での皆さんの知識や経験は宝となります。
 
当然みなさん自身が評価されます。スキル向上が皆さん自身のためにも、そして日本の将来のためにもなるのです。
 
知識やスキルは短期間で劇的に伸ばすことは難しいものです。少しずつ時間をかけて身につけることが必要です。
 
「本当に必要なの?」「もう無理だ」と思う場面があるかも知れません。それはどんなことに対しても誰もが通る道です。
 
そこを純粋に継続した人が本当の意味で知識やスキルを身につけた必要とされる人材になれます。粘り強く実施した内容は絶対に裏切りません。
 
「粘り強く」と聞くととても難しいと感じるかも知れません。確かに粘り強さとは行動において「失敗をしても諦めずに継続して成功に導くこと」です。
 
つまり、困難な状況に負けずに実施することを意味します。粘り強くするのが苦手であるという人もいます。
 
実は世の中のほとんどの人が粘り強さに自信が持てないことでしょう。それを簡単に実施する方法があります。
 
それは「取り組む内容を好きになること」です。好きになったことについて人は一生懸命取り組むことが出来ます。
 
興味を持って取り組むことが出来ます。製造業に就いた人は個人差があるにしても「ものづくり」が好きな人が多いことでしょう。
 
好きなものであれば興味を持って取り組むことが出来ます。興味を持てば知りたいと思います。全てを好きになれとは言いません。
 
「ものづくり」においてどこか1つでも好きと感じるところを作れればいいのです。
 
この講座を通して「ものづくり」が好きな人が増え、職場で活躍する人が増えると嬉しいと思っています。
 
皆さん、少しでも何かを得られるように、自分自身に変化を起こすことが出来るように無理なく学習を進めていただきたいと思います。
 
その一歩が最終的には日本の製造業発展の一歩になります。

 

クロスラーニング搭載講座「ものづくり教育プログラム」

「ものづくり教育プログラム」の詳細につきましては、下記より講座詳細ページをご覧ください。
 
ものづくり教育プログラムの詳細はこちら
 
また、無料デモ体験も可能となっておりますので、こちらよりご連絡をお待ちしております。
 

 

執筆者紹介

執筆者画像

片貝 竜也 株式会社ディベロップメント

半導体製造装置メーカーで製造に携わった後に営業として全国を担当。
研究所における新製品開発や工場での量産などに携わる。
その後人材派遣会社に転職し人材採用・教育・制度構築に従事。
株式会社ディベロップメント を設立し企業の人材の採用・教育・講演を中心に活動している。

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