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講座製作者の声:生産のために安全が犠牲にされてはいけない~衛生管理講座 工場編~

2019/09/25

 
クロスラーニングの講座制作者である株式会社ディベロップメント代表取締役の片貝竜也先生に、これまで制作していただいた製造・物流系の講座について、1講座ずつ製作時の思いや講座のご紹介していただきます。
 
本号では、「衛生管理講座 工場編」についてご紹介していただきます。
 

 

工場の衛生管理は工場運営に欠かすことができない

工場における衛生管理と聞いて邪魔くさいと思う方もいるかも知れません。
 
しかし、工場の衛生管理は工場運営に欠かすことが出来ない内容です。
 
工場での衛生管理として最も重要なことは怪我をしないということです。
 
工場で働いたことのある人であれば一度は耳にしたことがあると思う「労災」。
 
労働災害です。
 
この労働災害はちょっとした怪我から死亡事故まで発生しています。
 
働いていて怪我をしてしまい、働くことが出来なくなるという人もいます。
 
衛生管理は誰かがやればいいという訳ではなく誰もが知っておくべき内容です。

 

生産のために安全が犠牲にされてはいけない

ちょっと過去の労働災害の例を見てみましょう。
 
金属加工中に本来すべき保護メガネを掛けずに作業を実施。
 
加工した金属の屑が目に入り、目を損傷。
 
このようなことも発生しています。
 
この事故については私が直接怪我をした人にヒアリングをしました。
 
この内容が何故発生したのか?それは「メガネを掛けるのが面倒だから」ということでした。
 
面倒だからやらない、今までやっていなくても怪我をしなかったから、そのような理由で災害が発生してしまうのです。
 
つまり、ちょっとした手抜きやルールを守らないために発生してしまう訳です。
 
会社によってはルールがあるにも関わらず守られていない状況が散見されるところもあります。
 
ルールが浸透していない会社もあります。
 
怪我をした人に「何故ルールを守らなかったのか?」と聞くといくつかの回答が出てきます。
 
「今までやらなくても大丈夫だったから」「そのようなルールがあるのを知らなかった」「生産を考えるとそのようなことをやっている時間がない」などです。
 
生産量を確保することは会社にとっては重要なことです。
 
綺麗事のように聞こえるかも知れませんが、生産のために安全が犠牲にされてはいけません。
 
薄利多売のところも少なくありません。
 
そうなると生産量を確保することで利益を確保したいと考えます。
 
それを否定する訳ではありませんが、利益確保のために怪我をする人が出るのはあってはならないことです。
 
安全を確保しつつ生産も確保するのが理想です。
 
生産を優先するがあまり指を切断することになってしまった人、時には死亡災害なども発生します。
 
怪我をしてしまい結果として働く場所を失ってしまうこともあり得ることです。
 
そのようなことが無いように皆さん自身がまずは衛生管理について知らなければいけません。

 

本当の意味での「安全第一」を実現するために

労働災害が発生する時には不安全行動と呼ばれる行動が発生していることが多いものです。
 
問題がある行動です。
 
工場内を走ってはいけないと言われたことがある人もいることでしょう。
 
工場内を走るということも不安全行動の1つです。
 
気にしすぎだと感じることもあるでしょう。
 
一度の不安全行動では災害が発生しないかも知れません。
 
しかし、不安全行動を繰り返しているうちに災害は発生してしまいます。
 
軽い災害であればまだ良いですが、それが生死に関わる問題であったらどうでしょうか?
 
不安全行動をしている人は自らの身を危険に晒していることになります。
 
しかも不安全行動であると理解して実施していないこともあります。
 
理解せずに怪我をしてしまうのは非常に残念です。

 

誰もが職場で活躍したいと思っています。
 
職場で活躍するために大切なことの1つが怪我をしないということです。
 
怪我をしてしまうとそれだけブランクが発生してしまうことがあります。
 
このブランクは仕事を出来ない時間になってしまいます。
 
仕事の活躍には経験が大きな影響を与えます。
 
仕事の出来ない期間は経験が出来ない期間になってしまいます。
 
そのため、怪我をしてしまうことで活躍できる可能性が減少してしまうことになります。
 
復帰したとしても復帰直後に以前と同じ成果を出せるとは限りません。
 
多くの場合、一歩後退している状況です。
 
つまり、怪我をして働けない状況は経験を積む時間を減少させることと以前の実力を取り戻すまでに時間を必要とします。
 
これはプロスポーツ選手をイメージするとわかりやすいと思います。
 
スポーツ選手が怪我をしてしまった場合。
 
復帰するまでに治療・治療後の調整を経て復帰を果たします。
 
スポーツ選手が良い成績を残すためには怪我をせずに出続けることが必要とされる訳です。
 
仕事をする人は実は皆同じです。
 
とにかく怪我をせずに続けることが活躍するためには大切なことなのです。
 
その点からも災害を発生させないことは重要です。

 

様々な災害がありますが、どのように発生し、どのように対策すべきであるのかの基本の内容が今回の講座には入っています。
 
知識として持っておき実際の職場で実践していただくことで災害を減らしていく、発生させない職場づくりも可能であることでしょう。
 
様々な工場で「安全第一」の垂れ幕を見ます。
 
本当の意味での「安全第一」を実現するために講座から学び、実践していけるようにしましょう。
 
個人個人が出来ることは限られているかも知れません。
 
しかし、個人が衛生管理の知識を持っておくことで皆さん自身が活躍できる環境を自身で作っていただきたいと思います。

 

クロスラーニング搭載講座「衛生管理講座 工場編」

「衛生管理講座 工場編」の詳細につきましては、下記より講座詳細ページをご覧ください。
 
衛生管理講座 工場編の詳細はこちら
 
また、無料デモ体験も可能となっておりますので、こちらよりご連絡をお待ちしております。
 

 

執筆者紹介

執筆者画像

片貝 竜也 株式会社ディベロップメント

半導体製造装置メーカーで製造に携わった後に営業として全国を担当。
研究所における新製品開発や工場での量産などに携わる。
その後人材派遣会社に転職し人材採用・教育・制度構築に従事。
株式会社ディベロップメント を設立し企業の人材の採用・教育・講演を中心に活動している。

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